「足のトラブル解決へ一歩 診療科の枠組みを超え「足病医」登場」〜日本経済新聞 2020.11.30に掲載されました〜

日々の診療も忙しく、すっかりご報告が遅れました。2020年11月30日の日本経済新聞 「足のトラブル解決へ一歩 診療科の枠組みを超え「足病医」登場」の文頭に当クリニックのことを紹介していただきました。

高齢化が進み、足にトラブルを抱えた患者さんが増えています。欧米では当たり前に専門化されている「足病医」、米国では約100年前から足病専門医という国家資格があり、現在15000人ほどが活躍しています。

日本では専門化されておらず、筋骨格系の疾患(病気)であれば、整形外科で対応する事も多いですが、記事をご覧のように下肢(足・脚)の疾患は多診療科領域に渡る事も多い部位に当たります。

循環器科、血管外科、皮膚科、形成外科、腎臓内科、整形外科などが担当窓口診療科になるでしょう。

そのため、大病院ではいくつもの診療科を同日や日を分けて受診する必要が生じたり、他病院にも受診しなければならないケースも多いのが実情です。

それは現在の医療制度や医療教育、診療科体制ではやむを得ない事なのです。

私が評議員として所属している「日本フットケア・足病医学会」は、そのような縦割り診療ではなく、欧米で言うような日本的な「足病医」として頑張っている医療関係者が多く在籍しており、学びの場、学術発表の場、交流の場となっています。

学会の理事長である神戸大学形成外科 寺師浩人教授は「アジア人の足を守る取り組みを主導したい」と紙面で述べられています。

この分野は「大病院」だけが優れているわけではありません。「クリニック・診療所」規模であっても、出来ることが多くあります。

医療連携や多業種連携のテクニックも重要です。優れたクリニックも少しずつはでき始めていますが、全国的にもまだまだ対人口比率を考えると、各地区で診れる医療機関が少ないのが現状です。

 

 

当クリニックでは、アジアの足までは守れなくても「福岡県内、九州圏内」の足は守れるような「質の高い医療」を実践していけるように下記のような開業時に掲げた医療理念を実践していけるように頑張っています。

お困りの患者さんは是非、ご相談ください。

 

(目的理念)

「足と全身の健康を守る」ことから、関係する人々の幸せと安心を育む。

 

(行動理念)

  • 私たちは使命感と向上心を持って、健康維持・改善に取り組みます。
  • 私たちは感謝の気持ちを言葉にします。
  • 私たちは明るく楽しい環境づくりに努めます。

 

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