年末のご挨拶 お正月には低温やけどに気をつけましょう

12月29日に年内の最後の診療を終えました。9月3日に開院してからあっという間の3ヶ月です。新規開業であり、院長、スタッフに不慣れな点も多く、患者さんにご迷惑をおかけしたこともあるかと思います。受診されている患者さんにおきましては、そのような点があるにも関わらず、我々のクリニックを温かく受け入れてくださり心から感謝いたします。どうもありがとうございます。新年も多くの患者さんが「心と足から健康でいられる」ように良質な診療・ケアでサポートさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

お正月期間で気をつけて欲しいトラブルの一つが「低温やけど」があります。一般的に「やけど(熱傷)」は火や熱湯で受傷するものと思われることが多いですが、低い温度でも受傷してしまいます。皮膚に接触する時間が長ければ長いほど、低温やけどは起こりやすくなルことが知られています。手で触って熱くないからと思っていても、体温よりもほんの少し高い程度の温度(42度くらい)でも、長い時間皮膚にあて続けると低温やけどは起こります。
寝ている時は、感覚も鈍くなっていますし、長時間同じ姿勢を保つ事が多いため、心地良いと思って使っている暖房器具でも、長時間使い続けてしまうことで受傷してしまいます。お正月は飲酒の機会も増えますし、寝る前に付けていた電気毛布(早く温めるために強に設定)を消さずに寝てしまう、飲んだままこたつで寝てしまう、酔ったまま長風呂してしまう、などが多いので注意が必要です。

<予防するための注意点>

* 貼り付けの式使い捨てカイロや、脚にはったり靴の中に入れるタイプのカイロは絶対使用しないようにしてください。

* 電気毛布やアンカを使う場合は、寝る前に布団を温め、布団に入った時点では
電源を切るようにしてください。

* 特に糖尿病がある方では神経障害が進んでいる方も多く、足・脚の感覚が鈍くなっていることがあります。糖尿病の方、高齢者の方、脳卒中などで麻痺のある方、脊柱管狭窄症などの神経障害がある方、などは特に注意が必要です。本人だけが気をつけるのではなく、ご家族も一緒に気をつけてあげて欲しいと思います。

また、受傷した際には安易に放置せず、休日診療所などに早く受診することをお勧めいたします。