九州の足病に関する学会(日本フットケア・足病医学会 九州沖縄地方会学術集会)が盛会でした。
第1回日本フットケア・足病医学会 九州沖縄地方会学術集会に参加しました。竹内は両方の学会の評議員を務めていますが、日本フットケア学会、日本下肢救済足病学会の2つの学会が合併後に初めての九州沖縄地方会が開催されました。この学会ではプログラム委員も務めており、1年間、運営に関しての会議や準備にご協力させていただいていましたので、盛会に終了してホッとしているところです。
今回は市民公開講座が平日になり、休診できなかったこともあり、主催である済生会福岡総合病院の看護師さんのサポート役として「フットケア実践広場」を監修、担当することとなりました。また、この企画には当院、六本松足と心臓血管クリニックの西村看護師にも実務担当してもらいました。西村直美看護師は「フットケア指導士」資格も持っていて、フットケアのベテランですので、かなりお
役に立てたようでした。当クリニックとしても学会に貢献することができ良い機会を頂きました。
フットケア実技広場では、今回は福岡県内のフットケア指導士さんを中心とした講師陣でフットケアに取り組もうとしている初級者の看護師さん、介護士さんに足浴のしかた、安全な爪の切り方、爪のケアの方法などを座学、実演、実技で体得してもらえるような内容にしました。
実技の講習であり30名限定と立ち見の見学者での開催でしたが、参加者からは大変勉強になった、現場に早く学んだスキルを生かしたい、来年も参加したいなど、多くの主催者として有り難いお言葉をいただきました。この学んだ経験が現場に生かされ、患者さん、介護施設利用者さんのお役に立てばと願います。
市民講座は竹内は診療で参加はできませんでしたが、私が代表を務めています「NPO法人 足もと健康サポートねっと」(http://ashimotokenko.com)のシューズクラトミ代表 倉冨英史代表、当院の非常勤看護師でもあり、NPOスタッフでもある石橋理津子氏(http://16th-footcare.jp/pr_committee/r_ishibashi/)に登壇いただきました。
また、東京の足病専門病院でもある「下北沢病院」(https://www
.shimokitazawa-hp.or.jp)の菊池守院長にもご講演いただき、大変好評だったと聞いています。
学会を主催することは大変です。合併前の5年前に「第3回 日本下肢救済足病医学会九州沖縄地方会学術集会」(http://3rd-jlspm.ace-cms.jp/page0103.html)を主催したことを懐かしく思います。台風の影響で九州新幹線が停電してしまい、沖縄・鹿児島地区から来られない状況にも関わらず、多くの方にご参加、ご支援、ご協力いただきました。懐かしいプログラムです。ぜひ、ご覧ください。 http://3rd-jlspm.ace-cms.jp/page0103.html