生涯ランニングを楽しむためには? 〜京都マラソン 2020の参加報告も兼ねて〜
京都マラソン2020は2月16日に開催され、あいにくのお天気で終始雨、雨、雨の中でしたが、楽しく観光マラソンすることが出来ました。京都マラソンは人気が高く、抽選倍率も高く、東京マラソン同様に当選するのも難しいマラソン大会の一つです。実は、翌週の姫路城マラソンも当選していたこともあり、参加を悩んでいました。が、実家が京都でもあり、帰省も兼ねて、また、小学校の幼馴染や地元の足仲間も一緒に走れると言うことで参加を決めました。
翌週の姫路城マラソンでは「自己ベスト」達成(目標:3時間20分)を目指していましたので、そのトレーニングも兼ねて5:00くらいでエイドを楽しみながらの観光ラン&LSD(Long Slow Distance)トレーニングと位置付けていました。 そのため「医療救護ランナー」の申請もして「もしもの時は救護優先」のボランティアを引き受けました。大会は終始雨となりましたが、幸いにも気温がそこまで低くなかったこともあり、座り込んでいたランナーの声掛け以外の出番は無く済みました。
京都マラソンは初めての参加で地元ではありますが、知ったところもあれば知らないところも多く走る(歩く)ことが出来て知らなかった街の一面を楽しむことが出来ました。
仁和寺のお坊さん応援や普段は立ち寄ることがほとんどない給食エイドも「お腹いっぱい」になるまで食べることが出来ました。なんちゃってアスリートランナーですが、タイムを狙うアスリートランナーは給水くらいで、給食エイドは摂らないランナーが多いんですよ!! 皆さん、知ってました?
京都はパンの消費が多い都市??だったように記憶していますが、エイドにパンの多いこと、多いこと・・・ミニ千寿せんべい、いちご、都こんぶ、プチトマトなどなど色々ありました。こんなのが楽しめるのも市民マラソン大会の良いところです。
マラソン大会は決して「タイムだけを競う」ものではありません。もちろん、アスリート(実業団やオリンピックを目指す選手)もいますので、目指すものも違えば楽しみ方もそれぞれです。色々な想い、目標、目的、楽しみを持って参加することのできるマラソン大会。歩き・余裕を持って走りながらの観光、それぞれの土地のものを食べられるエイドを楽しむことが出来た大会でした。「ランニングを楽しむためには、ランニング以外の不純な動機が必要です!! 笑」 ← これ、けっこう重要なことだと思います。
お天気だったらもっと良かったですが、「晴れ男」の力不足でした・・・
ただ、このように楽しもうと思っても「基礎体力」がなければ楽しむ余裕もないはずです。運動習慣のない方がいきなり思い立って「フルマラソン完走」ができる訳ではありません。まずは「ウォーキング」や「スロージョギング」で良いので、無理なく、楽しみながら、そして継続できる「運動習慣」として「ウォーキング」を初めてみませんか??
これらの継続が60歳代になってからの「フルマラソン完走」であったり、「生涯歩行」につながるのだと考えています。「運動習慣」さえできれば、「足・脚」と「心臓・血管」の年齢も若々しくなり、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)の発症予防や改善にも繋がりますし、充実した「シニアライフ」を過ごせるのではと考えています。
当クリニックでは、そのようなアドバイスも実施しています。「足と心臓血管」を守り、鍛えることが、「生涯歩行」が出来て、楽しく過ごせるコツの一つです。
姫路城マラソンは「新型コロナウィルス」の問題のため中止となってしまいましたが、その時間を有効に使い、このブログを執筆することが出来ました。
「うがい」、「手洗い」、「咳エチケット(マスクなど)」のインフルエンザ予防などと同様の標準的な「感染予防の徹底」そして、感染予防には「免疫力アップ」も必要です。そのためも「体力作り」も重要であることを忘れないでいただきたいです。