「新 はじめよう フットケア」が発刊されました!!豪華執筆陣です。内容も超豪華。

日本トータルフットマネジメント協会(JTFA)https://www.japanfoot.or.jp西田壽代さんの監修で「新 はじめよう フットケア」がリニューアル発刊されました。竹内は当協会の顧問を務めていることもあり、2つの項目について分担執筆させていただきました。

この「新 はじめよう フットケア」はフットケア領域の本の中では、「バイブル」と言われている成書であり、このような本の豪華な執筆陣の一人に加わらせていただいたことは大変光栄です。当院で一緒にインソール外来をしている熊本 有園義肢 有薗泰弘 義肢装具士も一緒に執筆しています。

 

医療関係者やフットケアセラピスト、シューフィッター、介護士、理学療法士などなどフットケア、足に関連する業種の方には是非、手に取っていただきたい一冊となっています。カラー印刷でとんでもないボリュームなのに値段も超リーズナブルでびっくり、超お得な一冊となっています。

 

竹内はその中でも、総論「動脈・静脈・リンパの構造と役割」と各論「足と薬の影響」を執筆担当いたしました。「動脈・静脈・リンパの構造と役割」の項目では、解剖学的なことに加えて、足(脚)を見る(診る)際の観察ポイントを知っていただきたいと思います。観察ポイントとして下記のことをチェックしてください。

 

□ 普段使用している履物の観察をする

□ 足全体および足趾の変形があるかどうか

□ 左右下肢の皮膚温の観察

□ 左右足背・後脛骨・膝窩・大腿動脈の脈触診

□ 下肢血流障害時には、皮膚は萎縮・蒼白・光沢・脱毛

□ 足関節、趾関節の可動制限の有無

□ 静脈瘤やうっ滞性皮膚炎がないかどうか、皮膚の色素沈着も確認しておく

□ 胼胝・鶏眼・ほくろなどがあるかどうか

□ 深爪(習慣があるかどうか確認が必要)・陥入爪・巻き爪、爪の色や肥厚の程度も確認しておく

「足と薬の影響」の項目では、主な薬剤の種類と処方の実際について、薬剤使用において注意することなどについて書かせていただきました。

 

<主な薬剤の種類と処方の実際について>

1)ヘパリン類似物質軟膏・クリーム・ローション

2)白色ワセリン(プロペト等)

3)ヨウ素、カデキソマー 150(カデックス等)

4)エフィナコナゾール外用液(クレナフィン爪 外用液 10%)

5)サリチル酸絆創膏(スピール膏)

6)サリチル酸軟膏(5%サリチル酸・10%サリチル酸)

他にも使用する薬剤はありますが、今回は当院で多く使用しているこの6種類について解説させていただきました。

 

 

<薬剤使用において注意すること>

1)各種湿布剤やテーピングによるかぶれ

2)カルシウム拮抗薬による下腿浮腫

3)間違ったセルフケアによる皮膚トラブル

薬剤の使用については、間違った使用は皮膚トラブルの原因となりますし、間違ったセルフトラブルも少なくなればと思います。もし、不明な点やお尋ねがあれば、受診時に遠慮なく言ってくださいね。

 

カルシウム拮抗薬による下腿浮腫は、医療関係者の間でもまだまだ知られていないことです。下腿浮腫はさまざまな原因で起こってくるので、現在の服用薬を詳細に確認して、カルシウム拮抗 薬の服用がある場合は浮腫の一因として疑っておくことが重要です。

 

総勢71名の著名な方々が書かれた内容は筆者にとっても大変勉強になることばかりです。日頃の診療で忙しいですが、しっかり熟読して、臨床に生かしたいと思います。監修された西田壽代さんをはじめ多くの執筆者の「足への想い」が伝わる一冊。多くの方々の目に触れることを心から願います。

 

西田さん、ご苦労様でした。西田さんは、筆者が代表を務めるNPO法人足もと健康サポートねっと(https://ashimotokenko.com )の幹事もお引き受けいただいています。足を向けて寝られませんね(笑)

 

 

 

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