第18回神奈川フットケア研究会にて特別講演を行いました

2024年2月8日に神奈川県皮膚科医会のご依頼で 2「足と心臓血管の専門クリニックにおける診療の実際 」 〜足病の予防から治療、在宅医療も含めて〜のテーマでお話する機会をいただきました。

本来であれば直接現地で講演したかったのですが、スケジュールの関係で叶わず、完全オンラインでの講演となりました。オンラインにも関わらず、なんと105名もご聴講していただいたと報告を受けびっくりするとともに関心が高い内容なのだと再認識しました。

 

やっぱりオンラインでの講演は苦手です。スベっても分からないんです。笑 とにかく無事に終ってホッとしました。神奈川県皮膚科医会の方々、どうもありがとうございました。

 

webなので、終了後は直帰して晩酌。娘が旅行のお土産で送ってきた日本酒を帰宅して、家庭にて慰労。やっぱり現地で座長していただいた先生方や聴講していただいた参加者と団欒したいですよね。それで講演の疲れが癒されるんですけど。残念でした。それはまたの機会のお楽しみにとっておこうと思います。

 

 

 

 

 

講演の抄録:

当院では下肢血流障害のみならず、足白癬、爪病変、外反母趾、開張足、冷え性、下肢痺れなど、下肢のほとんどの疾患に対応している。その中でも巻き爪、陥入爪、外反母趾、糖尿病性足病変の受診が多い。巻き爪治療に関しては積極的にワイヤーによる矯正治療を実施しており、年間にのべ1100件ほど実施している。

皮膚科が初診となることも多いうっ滞性皮膚炎や下腿浮腫についてなどはトピックスを含め提示する。

今回は神奈川県の皮膚科の先生が多いため直接の医療連携はあまりありませんが、足病の分野は皮膚のトラブルも多く、皮膚科の診療所・病院との連携も多くとっています。反対に皮膚科の先生方が得意ではない足病変もとても多いんです。

特に爪病変の中でも巻き爪は軽症であればテーピングや爪切り指導で終われることもありますが、中等度以上になると矯正治療もしくは外科的治療が必要になる状態であることも多く、このような病状のステージになると福岡県内でも対応できる皮膚科はかなり少なく、県内の皮膚科から当院に紹介になる症例も多々あります。

現状の国民健康保険はケア・治療に時間のかかる爪病変に見合う診療報酬がついていないことが最大の問題であると思っています。多くの患者さんを診ないといけない皮膚科にとって時間だけかかってしまう爪病変、特に肥厚爪、巻き爪に診療報酬に見合わない時間をかけることができない、そしてそれが他の患者さんの待ち時間に繋がってしまうことからも敬遠されがちになるのは、医療機関側からの立場としては、仕方がないことなのです。

 

にも関わらず、困っている患者さんは多いのが実情であり、全てを自費治療にすることもマイナスなことを考慮して、当院では開業当初から選定療養費制度を導入し、処置・ケアが必要な患者さんには保険以外に選定療養費をお支払いいただき、診療の質を担保しています。

 

今年は11月に和歌山県皮膚科医会からの講演もお引き受けしています。ますます、福岡県内、県外の皮膚科の先生方との連携も強固にして、一人一人の患者さんに満足していただける質の高い診療と連携を継続していきたいと思います。

 

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