「循環器系や足病・フットケアに関する」講演会・勉強会も積極的に参加や開催しています

 お正月も過ぎ、あっという間に1月も中旬です。1月22日は筑紫地区の講演会にお声掛けいただき「第1回筑紫糖尿病重症化予防セミナー」にて院長の竹内一馬とスタッフの嘉数佳代子看護師(日本糖尿病療養指導士、福岡糖尿病療養指導士、褥瘡認定士)が講演、実技・実演を行う予定です。医療関係者向けのセミナーです。ご興味のある医療関係者は是非、ご参加ください。

増えている糖尿病は血糖値のコントロールだけが重要な治療ではありません。「しめじ」と言われる3大合併症が「し(神経障害)、め(眼:網膜症)、じ(腎障害)」はご存知でしょうか? それだけではなく当院で受診の多い合併症に「糖尿病壊疽(えそ)」があります。糖尿病だけでなく、血液透析・閉塞性動脈硬化症(動脈硬化などにより下肢の血流が低下している状態)・高齢者・喫煙者・リウマチなどの膠原病・栄養状態の悪い方などの「足病変ハイリスク」患者さんは、たこ、魚の目、靴擦れ、やけど、外傷、巻き爪などがきっかけで「難治性潰瘍」、「壊疽(えそ)」へと容易に進展してしまいます。

しかし、それらの多くは定期的な受診による診察・処置・ケアで予防可能であることが報告されています。これらのことは医療従事者にもまだまだ知られていないことも多いのが現状です。今回のセミナーで筑紫地区の医療関係者にも知っていただき早期発見・早期治療につながればと願っています。

竹内だけでなく当クリニックのスタッフはフットケア・循環器診療においてはベテラン揃いであり、講演会活動にも長けています。地区の講演会・勉強会などにも講師派遣が可能ですので、ご要望があれば、是非、クリニックにお問い合わせください。クリニックの診療がありますので、講演会の開催については、地区、日時は限られてしまいますが、可能な限りご協力させていただければと思いますのでご了承願います。診療のみならず、院外活動も積極的行い啓発にも努めたいと思っています。