ご縁のある「京都 足と腰の神様 護王神社」をご紹介します

6月27日のことですが、講演会「PCI Expert Meeting」in 京都の特別講演にお招き頂きいただいたのを利用して、講演前に足と腰の神様「護王神社」に伺いました。お世話になった本郷さんが宮司に就任されたので、そのお祝いに立ち寄って「生涯歩行のすすめ 〜今日からはじめるフットケア!〜」も奉納(?)させていただきました。

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護王神社さんとのご縁などを今回のブログでご紹介します。この記事は護王神社さん社報に載ったものです。 本郷貴弘宮司は下記の私が主催した学会の時に護王神社の禰宜さんとして学術集会のご講演だけでなく、市民公開講座でも御講話を頂戴し、多大なるご協力をいただきました。ご縁に感謝、そして「足の神様」に感謝です。

 

 

<護王神社さん社報より>

この度、平成26年10月11-12日に福岡市にて第3回日本下肢救済・足病学会九州沖縄地方会学術集会ならびに市民公開講座を主催させていただきました。学会は関係者を含むと約550名の参加、市民公開講座は延べ1300人を超える一般市民の来場があり、盛会に終えることができました。

「なぜ、護王神社の社報で医学系学会の報告が?」と思われた方も多いでしょう。学会の市民公開講座において、前代未聞かもしれませんが、実は医学学会にもかかわらず護王神社さんに多大なるご協力をいただきました。

まず学会のことを簡単に紹介したいと思います。本学会は糖尿病や下肢血流障害などが原因による壊疽や下肢切断の救済・回避・治療とそれらに関わる問題を積極的に取り上げる場として平成21年に設立されたまだ若い学会です。単一診療科の医師だけでなく、足の診療に関わる糖尿病科、循環器科、血管外科、形成外科、整形外科、皮膚科、腎臓内科、リハビリテーション科や看護師、義肢装具士、理学療法士、靴屋などの多くの診療科・職種が参加しているのが特徴です。九州・沖縄地方会は北海道についで全国に2番目に発足した地方会で今回が第3回目を迎えました。

医師、病院だけではすべての足のトラブルは解決できていないのが現状です(もちろん足の領域に限ったことではありませんが)。病院を受診した時点で既に助ける術もない状態に陥っていることがあります。我々はそういった方々を一人でも多く救いたいと思っています。ではどうすれば良いでしょう?皆さんの足が取り返しのつかない状態になる前に早く気付いていただく、こんな病気がご自身の身にも起こることがあるのだ、ということを知っていただきたい。異変を早期に発見し、早期のうちに治療を行うことが一番の近道であると思っています。しかし、これらのことは医療機関だけでは解決できないことだと感じ、5年ほど前から民間の義肢装具士、靴店などを一緒に「足の健康を啓発」するために「NPO法人足もと健康サポートねっと」を立ち上げ、診療の合間に活動を続けています。紙面の制約もあり、詳しくご紹介はできませんが、公式HPhttp://ashimotokenko.com/)やFacebookページなどをご覧になっていただきたいと願います。

市民の方に学んでいただくために講演を聴講してもらうだけではなく、相談コーナーも充実させたい。さらには御参りできるコーナーも設けたいというのが、長年温めていた企画のひとつでした。足の仕事をしていたお陰と筆者の出身が京都であるというご縁も重なり、以前から護王神社さんが「足腰の守護神」であることを知って何度が伺っていましたので、何とか文室宮司、本郷禰宜にご快諾いただき、実現することができたという経緯です。神社の紹介ブースだけでなく、絵馬を無料配布、御祈願までしていただけましたし、2日間とも本郷禰宜に御講話もいただき大変好評でした。

このような活動が下肢救済医療の発展に貢献し、医療従事者のみならず、足に関わるさまざまな業種に対しても知識・技術の普及・促進につながるきっかけになればと切に願っています。

困っている方や悩んでいる方をお支えするのは神道も医学も通じる物があると思っています。超高齢化社会の中、足(脚)にトラブルをもった方は今後も増えることが予想され、国として地域として対応していくことが急務です。微力ながら、これからも一人でも多くの足の健康を守っていきたいと思います。本項を読まれてハッと思われた方は、是非、愛おしい自分のそしてご家族の足を観察してみて下さい。

 

この学会からもう5年も過ぎました。少しずつですが、福岡地区としては「足のトラブル」、「切断回避」ができるようになり「足の神様」に頼る機会が減ったように感じます。さらにこの5年でもっと「生涯に渡って歩行できる」ことに貢献できるようになりたいと思います。

ぜひ、患者さんや医療関係者、ブログをご覧の方々も京都・関西地方に観光に行かれた際には、京都市内にある足と腰の神様「護王神社」にお立ち寄りください。僕の名前を出していただいたらもしかしたらご利益があるかもしれません。(注:そんなことはありません)

護王神社さんのお守り素敵でしょう? 僕がご紹介してから、実は「足ふぇちさん」に大人気なんですよ!! 

 

護王神社

〒602-8011 京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385(京都御所蛤御門前)

ホームページ: http://www.gooujinja.or.jp