2020年の診療を終了いたしました 患者さん、関係者の皆様に感謝いたします
12月29日の診療を終え、スタッフと一緒に大掃除でした。この一年、多くの患者さんに受診していただきました。 全ての患者さんが満足のいく診療内容ではなかったかもしれません。残念ながら「手遅れ」の状態での受診もあり、「壊疽の進行」のため「大切断」となってしまった症例もありました。
しかしながら、循環器疾患の患者さんでも「心不全」、「動脈硬化」の悪化を早期に発見し、治療することが出来て「重症化を未然に防げた」患者さんも居られました。
やはり「早期発見・早期治療」は重要です。足病の患者さんにおいては、特に糖尿病、下肢血流障害、透析、高齢、リウマチなどの膠原病疾患、ステロイド・免疫抑制剤服用中の患者さん、などは足病変ハイリスクの状態であり、重症化を未然に防ぐためにも「定期ケア・定期受診」が望ましいとされています。
まだまだ、どこを受診していいのか分からない、病院を受診しても診てもらえなかったという声も多く、そのような患者さんを一人でも多く救えればと思っています。
クリニックの目的理念である「足と全身の健康を守る」ことから、関係する人々の幸せと安心を育む。そして、行動理念である下記
- 私たちは使命感と向上心を持って、健康維持・改善に取り組みます。
- 私たちは感謝の気持ちを言葉にします。
- 私たちは明るく楽しい環境づくりに努めます。
これらを来年も実践できるように精進していきます。
この時期は相変わらず、新型コロナ感染症の報道が多いですが、インフルエンザやノロウイルスにも注意が必要ですので、「手洗い・うがい」などの感染症対策は引き続き、注意して欲しいと思います。
また、先日のブログでもお話ししていますが、この時期は「血圧」も上がってきやすくなりますので「高血圧」にも注意が必要です。さらには、新型コロナ感染症よりも多い死亡原因と言えば、「誤嚥(ごえん)」です。お餅による窒息も多いことはあまり報道されません。
70歳代以降の患者さんにおいては、下肢筋力が低下してくるように飲み込む力(嚥下力)も低下してきます。そのため食事摂取の際の「むせ」が増えやすくなります。
むせやすい方は、ゆっくり噛む、お餅は小さくして食べる、食事も細かく刻む、スープなどにはとろみをつけるなどの工夫をして「誤嚥(ごえん)」を予防して欲しいと思います。
お酒の飲み過ぎにも注意して欲しいのですが、筆者には耳の痛いお話ですので、このことは触れないようにしたいと思います。
年末年始を素敵にお過ごしくださいね。そして、新年は1月4日の朝から通常診療しています。新年も皆さんの「健康維持」のお手伝いができればと思います。スタッフ一同、どうぞよろしくお願いいたします。
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