久しぶりのマラソン大会に参加(金沢マラソン 2021) 〜感染対策をしながら、秋はコロナ禍で低下した体力をつけましょう〜
福岡だけでなく全国的にも少しずつ新型コロナ感染症は落ち着きつつあります。しかしながら、第6波はやって来る可能性があります。標準的な感染対策をしながらの生活がまだまだ続きます。そんな最中、金沢マラソン2021はしっかりした感染対策をして、素晴らしい運営の元、無事に開催され、竹内も参加してきました。
残念ながら福岡マラソン2021は中止が決まっており、リモートマラソン大会が開催されます。今年の福岡マラソンでは、「オンラインマラソン教室」を医学的な要素も含め監修させていただき福岡マラソンのホームページからYoutube動画をご覧いただくことができます。
ぜひ、マラソン、ランニングと足のトラブルについてなどの内容だけでなく、シューフィッターや健康運動指導士、臨床心理士、スポーツトレーナー、看護師、管理栄養士、整形外科ドクターなどの講演も無料でご覧いただけますので、ご参照ください。(http://www.f-marathon.jp/runner/#subHealthContainer)
過去のブログでもアップしています。
当院院長が監修した企画 「福岡マラソン2021 オンラインによるランニング教室」配信のご紹介 〜2021.5.27 毎日新聞に取り上げていただきました〜
(https://ashitoshinzo.com/2021-6-3-1/)
来年は是非とも福岡マラソン2022はリアル開催して欲しいと願います。(僕は医療救護ランナーでここ数年は毎年ボランティア参加しています)ですので、大会の参加は地元ではなく、もっぱら福岡県外での参加となってしまいます。地元ではランナーの皆さんのためにもボランティアに徹することにしています。
コロナ禍で中止中止のマラソン大会でしたが、ようやくリアル開催されるようになってきました。あまりにも久しぶりの大会でしたので、翌日の診療のことも考えながら、しかし、リハビリ、次回の大会につながるようなランニングが出来ればと思い望みました。本来であれば慣れたアディダスのジャパンブーストシリーズ(3もしくは6)、takumi(匠)シリーズrenで望むのですが、一度は研究のためにも流行りの「厚底」で走ってみようと思い、「NIKE(ナイキ) ヴェイパーフライ」で出走することにしました。「厚底」、「ヴェイパーフライ」についても過去のクリニックブログに記載したことがあるので、そちらもご参考にされて見てください。
箱根駅伝でも話題の厚底シューズについて 〜履いたら誰でも早くなるのか? 長所と欠点は何?? 足トラブルは出ないのか?〜
(https://ashitoshinzo.com/2020-1-5-1/)
通常は「薄底」を履いていますので、クッションも良く膝や足底部の痛みは出ることなく完走できました。しかしながら、通常では張りやコリ、疲れを自覚することのない大腿部や足関節には違和感を感じました。これは、もちろん慣れや走り方の特性から合う、合わないがあるとは思いますが、やはり初心者やビギナーランナーには「危ないシューズ」だなと感じました。短距離などはまだ良いですが、疲れが出る長距離では足関節の負荷がかかることを理解しておく必要があります。
靴底が厚くなっているのはクッション性の面では良いのですが、厚みがある分、「不安定感」が強く出ますので、脚力が若い方、バランスの悪い方、膝や股関節に障害、トラブルがある方などは、捻挫などの靭帯疲労、障害が起こるリスクがあります。そのような理由から「流行っているから、格好いいから、アスリートが使っていて早く走れそうだから」と言うような理由で購入、着用するのは注意して欲しいと思います。
福岡マラソン前に見直しておくランニングシューズ選び
(https://ashitoshinzo.com/2019-10-2-1/)
もちろん、ランニングがベテランの方、脚力、走力がしっかりされている方であれば、厚底の「バネ効果」もあり恩恵が受けられるランナーさんも多いでしょう。そのような方は心配ありません。ウォーキング、ランニングで足トラブルがある方はお気軽に当クリニックにご相談ください。足の専門家として、ランナーとして(まだラン歴も浅いので、ビギナーではあるのですが)、微力ながらご相談に乗れるかと思います。色々な疾病があるが、ウォーキング、ランニングを楽しみたい方のご相談も大歓迎ですよ。
さてさて、結果ですが、まあ、久しぶりのマラソン大会としては成長はありませんが、頑張った方ではないでしょうか。翌日の診療にも影響なく、楽し苦しく(汗)マラソン大会を満喫することができましたし、フットケア関連のラン仲間とも久しぶりに合うことができました。黄色い声援がもう少しあれば、あと3分早く走れたように思います(笑)。
このような大会を安心安全で開催するのは並大抵の行政力がないとできません。素晴らしい大会を開催していただき運営の方々にはただただ感謝ばかりです。本当にありがとうございました。スタート地点では「健康に走れる喜び」、「仲間に会える喜び」、「送り出してくれたスタッフに感謝」の気持ちで思わず、涙ぐみました。
皆さんも、この秋にご自身の足で歩ける喜び、走れる喜びを感じながら、健康維持に、体力造りに取り組んでいただきたいと思います。もちろん、無理は禁物です。車椅子や義足の方も是非、家だけにこもらずに許せる病状であれば、外の新鮮な空気を吸ってリフレッシュされてくださいね。
流石にくたびれて、帰りの飛行機で原稿を書いていますが、頭の中は妖精が飛びそうです。 もう11月になります。急激に寒くなったりしますので、体温調節に気をつけながら良い季節を楽しみましょう。自分へのご褒美は機内で飲んだ「加賀鳶 純米」とこれが無いと生きていけない「赤ナマコ石鹸」(竹内の愛用している洗顔石鹸です:笑)を大人買い(笑)でした。
11月5日までは「福岡マラソン2011オンライン」の申し込みも受け付けています。来年のリアル開催のためにも、準備のために参加されてみてはいかがですか? 景品も豪華らしいですよ。 お申し込みはこちら → https://online.f-marathon.jp
(11月5日(金)20:00まで ※募集期間を延長しました)とのことです。
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