「本邦初 巻き爪治療ライブデモンストレーション」のご報告
本邦初 巻き爪治療ライブデモンストレーションの開催だったにも関わらず、何とクリニックのブログにもご報告していなかった事が判明。きちんとこんな報告はしておかないとですよね。深く反省いたします・・・遅っ
第5回日本フットケア・足病医学会年次学術集会にて「本邦初 巻き爪治療ライブデモンストレーション」の企画、座長を担当させていただきました。
本邦初 巻き爪治療ライブデモンストレーション 大盛況&大成功 会場に入りきれず外に特設スクリーンまで設置して頂き、約260名にご聴講頂きました。
初めての試みで心配しましたが、演者 高山かおる先生、山口健一先生、簗由一郎先生、塩之谷香先生、座長の斎藤昌孝先生 エキスパートかつご高名な先生のおかげで良いセッションとなりました。
関係者、聴講者の皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。
<シンポジウムのねらい>
悩んでいる患者が多いにも関わらず、専門的な治療が普及しているとは言えない「巻き爪」。基本はケアであるが、疼痛を伴う場合は外科的治療のみならず、矯正治療が必要な症例も多い。足病変ハイリスク症例に対しては侵襲度の高い外科治療ではなく、侵襲度の低い矯正治療は必須です。矯正治療には多くの手法がありますが、今回は代表的治療法4つに限定し、それぞれの治療法において第一人者である各演者にライブデモンストレーションを行っていただきます。
手技特性などのプレゼンテーション後に模擬患者に対して施術し、ライブ解説を加えます。
その後に総合討論を設けて、さらなる理解を深める時間とする。治療法の一長一短を知ることで、矯正治療への理解が深まり、これらの治療法がさらに普及することをねらいとしています。本邦初の企画「巻き爪治療ライブ」です。よろしくお願いいたします。
初めての試みであり、映像、進行、集客、などなど不安も多い企画でしたが、終了後は多くの反響を頂きました。
各地区において、「爪病変」をしっかり診ていただける医師が少ないのが現状です。抜爪が必要ない症例でも「矯正治療の選択肢」が無い故に簡単に、安易に抜爪されてしまうことが多々あります。
来場者の皆さんからは、個々の治療法の一長一短がすごくよく分かったと言ったお声が一番多かったです。今回、ご登壇いただいた臨床を良く分かった医師、を増やし、また、看護師、セラピストにも積極的に学んで欲しいと願います。微力ながら、これらの糧を患者さんに還元できるように頑張りたいと思います。
困っている患者さん、地区でこのような治療法を取り入れたい医療関係者はぜひ、お問い合わせください。
このようなシンポジウムの機会を設けていただき、東信良会長(旭川医科大学 外科学講座 血管外科学分野 教授)に感謝申し上げます。関係者の皆様もどうもありがとうございました。