開業して7年目、9月で8年目に入ります。　当院はお盆休み、お正月休みも他の医院より短めでした。　スタッフの有給消化率はかなり高いのは自慢ですが。開業して初めて8日間という長期間、休診させていただきました。お待たせした患者さん方には大変ご迷惑をおかけいたしました。

スタッフはこの休みを利用していろいろと旅行に行ったり、キャンプに行ったり有意義に各々で休暇を過ごしたようでした。6/6からは、また、スタッフ一同で笑顔のある診療、ケアを行って行きたいと思います。

今回の休診は学会参加などではなく、全く院長プライベートの休診でした。次女の卒業式に参加するためでした。カナダのカルガリーから車で1.5時間ほど離れた街、ドラムヘラーにある普通科公立高校に自ら選択して3年間を過ごしました。両親共に一度も高校や寮を訪れた事がなかったこともあり、今回、卒業式に参加してきました。

世界各国からの留学生を受け入れており、現地のカナダ人のみならず、アフリカ、メキシコ、スペイン、イタリア、香港、台湾、韓国、日本などのアジアからの生徒も多く学んでいました。

インターネットや各種SNSなどの普及によっても世界は狭いものに感じるようになってきましたが、娘の環境を見ているとますます、世界に輪が拡がっているは良い時代なのだと感じます。

そのため、卒業式には世界から生徒のご家族や親戚も参加していました。遺跡のような野外シアターが卒業式会場でしたが、それはそれは日本の卒業式では考えられないような壮大さで、話には聞いていましたが、ちょっとびっくりしました。

また、このようなことにご興味がある患者さんがおられたらお気軽に竹内までお尋ねください。ご相談がある患者さんには、旅行の際の注意点やケアや工夫なども診療の際にお伝えしています。

とにかく、娘が元気に笑顔で卒業できたのは学校関係者のみならず、一緒に学んだ友人や地域の方々のおかげだと深く感じます。ありがとうございました。

カルガリー：カナダに訪れたのは今回が２度目でしたが、カルガリーは初めてです。都会で精錬された街だなぁと言うのが印象ですが、その中でも一番印象に残ったのは建物のデザインでした。建設とかは全くの無知で詳しくありませんが、スタイリッシュな近代ビルや建物が多く、その合間合間に歴史的建造物とうまく融合していました。かと言って、緑やくつろげるカフェのようなお店も多く、同じ都会であっても東京の混雑、忙しい雰囲気とは全くした穏やかな空気感を感じました。

日本ではあまり見ない光景なのですが、前述のような街のいたるところで、老若男女問わない薬物中毒者、浮浪者を多く見かけました。大麻も合法化されている国でもあり、こういった人を見かけることで薬物の怖さを改めて感じました。

ドラムヘラー：娘が進学することになるまで聞いたことすらありませんでした。カルガリーから車で1時間半ほどのところにある田舎町です。季節によってはオーロラも頻回に見えます。冬の寒さは厳しくマイナス15-30度くらいにまでなるとのこと。考古学の世界においては、世界的に有名な地区とのこと。観光的には「恐竜の街」として知られています。 レンタカーがなかったこと、恐竜に興味がないこともあり、有名なティレル考古学博物館には訪れませんでした。次回の楽しみ（？）にしておきます。バス、電車などの公共交通機関が通っていないこともあり、訪れるにはレンタカーもしくは、カルガリーからのデイツアーに参加しないと行くことができません。ご興味がありましたら、ぜひ、調べて見てください。

今回は両親もぜひ行きたいとのことで親孝行も兼ねて、83歳の父親と80歳の義母も一緒に行きました。両親が健康でこのような旅行に一緒にいけて孫の晴れ姿を見る事ができたのは、とても幸せな事だと思います。

あいにく父親は膝を悪くしており、かばって歩いたせいで股関節まで痛めてしまい卒業式には参列できませんでした。国内旅行でもそうですが「しっかり歩ける事」は高齢者のステージにおいてとても人生を豊かにすると思います。もちろん、義足や電動車いすも発達していますので、そのような状態でも豊かに過ごすことはできますが・・・

皆さん、引き続き、しっかり「足腰を鍛えて」どこまでもてくてく歩けるように「足元からの健康」を意識してくださいね。皆さんのお役に立てるようにスタッフ一同、笑顔で診療に当たります。

私はと言えば、早朝は早起きして「旅ラン」を楽しみました。歩けて走れるといろいろと観光できますよ。結果的に約45kmほどの距離をランニングすることができました。ランニング以外には1日に15,000歩ほど歩いています。

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