往診・訪問診療も始めています 在宅フットケア・在宅足病診療

2018年に新規開業してあっという間に2年が経ち、3年目がスタートしています。9月も終わりあっという間に10月ですね。

開業当時から大病院では救肢できない足や他のクリニックでは対応できない足を勤務医時代と同様に診ています。前述のこともあり、かなり遠方からの受診も多いのが現状です。当初から「往診・訪問診療」の依頼はあったのですが、慣れない開業でもありお受けしていませんでした。

また、大病院ではない当クリニックはこじんまり小さく狭いクリニックであり、ビル診療のテナントでもあることからエレベーターこそありますが、バリアフリーではありません。

そんな環境であるにも関わらず多くの重傷患者さんの受診がありクリニック内での診療に限界を感じています。

これらのことを考慮して、数ヶ月前から「往診・訪問診療」を始めています。手術症例も多く、「往診・訪問診療」は基本的に「木曜日午後の休診日(那珂川病院での手術日や事務仕事の日に当てています)」に限らせて頂きますが、可能な距離圏(往診可能な範囲)にある患者さんには何とか対応していこうと思っています。

施設入所中の患者さんやかかりつけの往診医が居られる患者さんは当院ならびに施設スタッフやかかりつけ医にご相談ください。

「(超)高齢化社会」を迎えるに当たりますます重要となる「在宅」や「介護」の諸問題。今月、10月17日に開催される第2回日本フットケア・足病医学会九州・沖縄地方会(オンライン(web)にて) http://2ndjfcpm-kyusyu.comでも「この足どうすればいいの?」〜介護の視点からできることを考える〜 (運営委員企画 在宅医療におけるフットケア)でも議論していく予定です。これは学会ですので学会参加登録が必要とはなりますが、他の発表もオンデマンドで後日もご覧いただけますので、医療関係者だけでなく、介護関係者やその他の関係者の方々も大変勉強になるかと思いますので、是非、ホームページをご覧になって下さい

当クリニックは大病院ではないですし、こじんまりとしたクリニックではありますが、クリニック内での診療のみならず、社会活動や学会などの学術活動も積極的に行い「足と心臓から全身を守る医療」を提供していきたいと考えています。

介護関係者や在宅医療の関係者からのご相談もお気軽にお問い合わせください。