第24回多業種フットケア研究会「巻き爪祭り Part4」に登壇しました
2025年12月13日(土)、東京都品川区の大崎ブライトコアホールにて
**第24回 多業種フットケア研究会「巻き爪祭り Part4」**が開催されました。
本研究会は、医療・介護・サロンなど立場の異なる専門職が一堂に会し、
巻き爪矯正を中心としたフットケアについて「見て・学んで・選べる」貴重な機会です。
当院 六本松足と心臓血管クリニック 院長・竹内一馬も登壇し、
医師の立場から巻き爪と全身循環・血管疾患との関係についてお話しさせていただきました。
「巻き爪」は足だけの問題ではありません
巻き爪は一見すると局所的な爪のトラブルに見えますが、
- 痛みによる歩行障害
- 活動量低下
- 下肢血流の悪化
- 糖尿病・末梢動脈疾患(PAD)を背景にした治癒遅延
など、全身状態と密接に関わる疾患です。
特に高齢者や循環器疾患をお持ちの方では、
「爪のトラブル」が 転倒・潰瘍・重症化のきっかけ になることも少なくありません。
多彩な巻き爪矯正法を“比較できる”貴重な場
今回の研究会では、
- 巻き爪マイスター
- B/S SPANGE
- UP GEL
- 3TO(VHO)
- ペディグラス
といった、代表的な巻き爪矯正法について、
それぞれの専門家から直接説明を受け、実際の装着や考え方を学ぶことができました。
✔ 痛みの少なさ
✔ 適応症例
✔ 医療との親和性
✔ 現場での実践性
医療 × フットケア連携の重要性
パネルディスカッションでは、
「どの技術をどう選ぶか」
「どのタイミングで医療介入が必要か」
といった、現場で本当に悩むテーマが議論されました。
巻き爪治療・ケアは
「医療か」「サロンか」という二択ではなく、
👉 状態に応じて連携すること
👉 血管・神経・皮膚状態を正しく評価すること
が、今後ますます重要になると改めて実感しました。
当院の取り組みについて
六本松足と心臓血管クリニックでは、
- 下肢血管疾患(PAD・静脈疾患)
- 糖尿病足病変
- 巻き爪・胼胝・足潰瘍
などを 循環器内科・血管外科の視点から評価し、
必要に応じてフットケア専門職との連携を行っています。
「たかが爪」「ただの足の痛み」と思わず、
気になる症状があればお気軽にご相談ください。
まとめ
今回の「巻き爪祭り Part4」は、
多職種連携による足病医療の未来を強く感じる研究会でした。
ご参加・ご準備いただいた
日本トータルフットマネジメント協会(JTFA)の皆さま、
そして関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
今後も当院では、
足から全身を診る医療 を大切に診療を続けてまいります。
イベントが多かったのを言い訳に、今回は時代の流れを汲んで院長は初めて「ChatGPT」にお手伝いいただいて遅れているブログの作成してみました。

