第12回フットケアセミナー in名古屋の講演報告。「フットケア診療の重要性 〜足(脚)を診る〜」

名古屋にて講演の機会をいただきました。名古屋は学会や講演関係でも比較的良く伺う機会の多いところです。好きな小料理屋さんも焼き鳥屋さんもあります・・・笑 土曜日の診療を終えてドタバタとクリニックを後にして飛行機に搭乗してセントレア(中部国際空港)へ。 福岡市は日本が誇る「便利な」空港があるおかげで飛行機移動できる東京の羽田空港、愛知の中部国際空港の近くに出張するのは大変便利です。

しかし、今回は12時くらいまで診療していましたので、会場に到着したのは、なんと自分の講演の10分前 主催者にはかなりご心配をかけたのかもしれません・・・ 残念ながら石山雅美先生、加納智美先生のお話は拝聴することができませんでしたが、土曜日の夕方の講演会にも関わらず、参加者は110名以上も来られていて熱心さに圧倒されました。さすがは「名古屋地区」です。看護師さんが多いのですが、ドクターも多数参加されていて「意識の高さ」にも驚かされました。この熱気を福岡地区にも持ち帰り、今後の診療・啓発のエネルギーにしていきたいと思います。

終了後は有志一同に慰労会を開催していただき「名古屋めし」、なぜかお酒は「薩摩焼酎(笑)」で楽しく「足・靴談義」で盛り上がりました。最近、高騰している「美味しい鰻」にもありつくことができました。皆さん、ありがとうございました。

翌朝は塩之谷整形外科 塩之谷香先生と名古屋城近くの名城公園を5.0kmほどランニングしました。名古屋は名城公園も綺麗に整備されていますし、良いランニング・観光スポットだと思います。名古屋に行った際にはぜひ、寄ってみて下さい。福岡市自慢の「大濠公園」とはまた違った風情を感じますよ。

開業して9ヶ月が過ぎましたが、今までの勤務医時代のように講演出張に出る時間が取れなくなりました。昔から講演は得意ではありませんが、「フットケア・足病診療・循環器診療」の「治療・予防・啓発」を知っていただける良い「機会・使命」だと思っています。そして自分自身の「学び・気づき」の機会でもあります。そして、全国で診療やケア・リハビリ・予防・啓発を頑張っている「仲間・同志」との交流の機会でもあります。そこで「エネルギー」をいただける事を心から有難い事だと感じています。 これからもこのような機会も大切にして、日本全国の「足と心臓血管」を守っていければ「医者冥利に尽きます」。

 

6月は最後の日本下肢救済・足病学会が神戸で開催されますし、京都市での講演も控えています。来週は皮膚・排泄ケア認定看護師さんの授業(90分X2コマ)「下肢創傷の病態別治療」(糖尿病性足病変・末梢動脈疾患・静脈性潰瘍・血行再建)もあります。

そのような活動が「早期発見・早期治療・予防」につながると信じて、日々の診療と同様に教育、啓発にも微力ながら頑張ります。